フライス盤にDROを付けた話

フライス盤の作業効率と加工精度アップのためにDROを取り付けます。

少しマニアックな話になりますので、途中で気分が悪くなったりしたら無理しないでください。

少し補足説明しますと、

フライス盤とは、回転軸に付けた刃物を回転させ、削りたいものを固定した台を移動させて任意の形に加工する工作機械。

DRO(デジタルリードアウト)とは、工作機械の使用効率を高める方法として、長さの変位量をデジタルで表示してくれるものです。

従来は、ダイヤルや目盛を目安に位置や移動量を確認していましたが、ハンドルについたダイヤルは1周回して2mmなので、何回転したか数えながら移動させたり、あそび(バックラッシュ)があったり、目盛もおおよその位置しかわからなかったり、どちらも正確な位置を示してくれるとはいいがたいものなので、計測機器で測定しながらの加工が必要でした。

それを解決してくれるのが、このDROです。X方向、Y方向、Z方向にそれぞれ取付けます。

 

取付けるためにフライス盤本体に孔を開けてタップを立てます。
Y方向(奥行方向)とZ方向(上下方向)です。X方向(左右方向)は既存のネジ穴を利用して取付けます。

移動する部分を固定するプレートを、CNCフライスでつくります。
間抜けなロボットの顔を作っている訳ではありません。

X方向(左右方向)

Y方向(奥行方向)

Z方向(上下方向)

表示部分も取付けます。

完成です。1/100mmまで表示してくれます。

これで、作業効率も、加工精度も、グンとアップする・・・・・・・・・・・・・・といいな。

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