ピタゴラスイッチという名のビー玉コースター

それは、ある雨の土曜日の昼下がり。
息子と出かけていた妻から「3Dプリンターでピタゴラスイッチが作りたいそうです」という一文が写真と共に送られてきた。

何でも、『ロボスクエア』で3Dプリンターで作ったビー玉コースターを見た息子が、自分もつくりたいと言い出したらしい。
「これから行くから作って」という妻からの電話に、「そんなに簡単には出来ない。3Dプリンターで作っても今日中には出力も終わらない。ましてやデータから作るとなるとなおさら・・・」と抵抗してみたが、「お父さんの所で、出来るんじゃない。」と息子には言ってしまったらしく、当人も俄然やる気になっているらしい。
「3Dプリンターで作らなくても、何か似たようなやつが出来ればいいから」という言葉に色々と考えを巡らせながら、
「ビー玉だけは無いから買ってきて」と頼んで電話を切り、大急ぎでレーザー加工用のデータを作り始め、到着前に何とか形にはなった。


電話から2時間程経っても来ないので、携帯を見てみると「ビー玉探しに手こずり、車の中で眠ってしまったので今日は行きません」とLINEが来ていた。
「頑張って作ったのに」と思いながら、即席で作ったビー玉が転がるだけの単純なもので、もうすぐ5歳になる息子がそんなに喜ぶとも思えないので、少し安堵もした。

翌々日、少しググってみると、結構面白そうで、ビー玉を下から上に運ぶリフト機構を作り始めた。
いくつか参考になるものがあったが、レーザー加工機で作るには一番良さそうな観覧車タイプ(一般的にそう呼ぶかは知りません)にしてみた。

そして、とりあえず完成した。

 

息子よ、それらしきものは出来たが、手で回さないとならない上に、微調整が必要で、たまに失敗するよ。

息子よ、これは『ピタゴラスイッチ』では無い、『ビー玉コースター』っていうんだよ。

息子よ、お父さんは『ビー玉コースター』作りが面白くなったので、もう少し色々作って見たくなったよ。

 

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