飛べ紙飛行機

 

始まりは息子と遊びに行った丘の上にある公園でした。
遊び終えて帰ろうとした時にひとりで小さな飛行機を飛ばしているおじさんがいました。

家でもしょっちゅう折り紙やらコピー用紙やらを持ってきて紙飛行機を作ってと言う息子は当然その飛行機に興味津々で追って走り出します。

その飛行機は紙製でしたが折り紙飛行機ではなく、厚い紙を貼り付けて作ったペーパークラフトに近い飛行機の形をしたもので、それをゴムのパチンコのようなもので打ち出して飛ばしていました。

そのおじさんの側で一緒になって見ていたら、手のひらサイズの飛行機をくれました。

飛ばして遊んでいるとこっちの方がよく飛ぶと別の飛行機を、また別の飛行機をと次から次に持っていらした飛行機を頂き、最終的には全部で5機くらい頂きました。

夢中で飛ばしていると「落ち方が悪いとすぐ壊れるんだよねー」と言い残しおじさんはいつの間にかいなくなっていました。

おじさんの言った通り、一機は水没し接着剤がはがれてダメになり、他の機体も飛ばしている内に全部壊れてしまいました。

翌日、たまたま来たお客さんにその話をしたら、そのお客さんは紙の飛行機をよく作っている方で、色々と詳しいことを教えていただき、翌日にはこの本を手にしていました。

著者の二宮先生は紙飛行機の設計では世界的権威の超有名人らしく何冊も実際に作れる本を出版されています。

早速、Canonのホームページから無料の二宮先生のレーサー539のPDFデータをダウンロードして、本を参考にしながら、加工用のデータを作成しました。

データ作りは少し時間が掛かりますが、データさえ一度作ってしまえばあとは早いです。

その後は、レーザー複合機で印刷(所要時間 30 秒)

レーザー加工機でカット(所要時間 1 分 30 秒)

あっという間にパーツが出来ますので、あとは組み立てるだけ。

そうそう、組立には木工用ボンドを使うものだと思い込んでいたのですが、そのお客さんが言うには定番はセメダインCらしいです。二宮先生の本にもそう書かれていました。

サクッと組み立てます。

と書きましたが、紙が硬いので印刷位置がずれたり、乾燥早めるためにアイロンプレス機を使ったら印刷面に紙が貼り付いたり、接着剤が印刷面について色が剥げたりと色付きにすると色々なトラブルがありましたので、最初は無地をお勧めします。

試作は無地で作りました。

機首に板なまりを入れ重心を合わせ、安全の為にスポンジを貼り付け完成です。
とても美しい機体です。さすが二宮先生の設計、性能のいいものは美しい。

残念ながら、場所と風に恵まれずいまだ外では飛ばせていないのですが、室内の飛ばしてみた限りでもいい感じで飛びます。早くゴムカタパルトで大空高く飛ばしてみたいです。
(公園でおじさんが使っていたゴムのパチンコのようなものはゴムカタパルトでした。)

ほんの少しかじった程度ですが、紙飛行機(ペーパーグライダーとも呼ばれています)の世界もとても奥が深いです。

是非、興味が湧いた方は手軽に始められますので作ってみて下さい。

そして飛ばす時は、くれぐれも広い場所で周囲の人に十分気を付けて楽しく遊んでください。

 

 

 

 

 

 

 

シェアする